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さすらいのダイバー しもちゃん旅行記

ひさびさ~、  冬の北海道

 ひさびさ~、冬の北海道

 期間:1月12日(土)~17日(木)          田舎町の風景 夏は田んぼ

 やっぱり、朝寝坊。
 それでも前の日に荷物を準備したおかげで、ちょっと余裕で福島空港に到着。
 順調な旅の前ぶれか?と思ったら、荷物チェックで引っかかり搭乗が最後に。
 やっぱり何かあったか。
  
 やって来ました、千歳空港。すぐに、地下のホームで特急列車に飛び乗る。
 冬の北海道に帰省したのは、ひさびさである。
 前回はスキーにも行ったけど、今回は友達と飲む事以外には、何も予定が無い。
 どうしようかな~と考えていたら、JRの特急列車に飛行機の機内誌と同じような
 雑誌があった。自由にお持ち帰り可なので、素直に持ち帰る事に。
 
 読むと、興味のある記事が2つ。
 ひとつは「月形樺戸博物館」、もうひとつは「北大総合博物館」の記事。
 そして、以前にTVで見て気になっていた「札幌ウインタースポーツミュージアム」
 んー、これで何とか旅の予定ができた。ほんと、行き当たりばったり。

 「月形樺戸博物館」には、高校時代の友人にお願いして連れてきてもらった。
 町役場に車を止め、「やってるのかな?」と思いつつ古い建物の引き戸を開ける。
 聞くと、冬の間は土・日・祝日に開館しているそう。開いてて良かった。
 
 ここは昔の集治監(刑務所)だった所である。
 北海道にはあの有名な「網走刑務所」があるが、ここはいわばその本家。
 古い建物は、集治監ができた、明治時代から残る歴史ある建物。なんかすごい。
 中には樺戸集治監全体のジオラマや、当時の独房や典獄室(監長室)が展示されていて
 なかなかの雰囲気。特にジオラマはいい。
 この現存する建物と比較すると、いかに広大な敷地だったかがよくわかる。

 こことは関係ない物だが、寄贈された江戸時代の拷問絵図もすごい。
 鞭打ちされたり、縛られたり、馬で引きずられたり、首を切られたり、火あぶりされたり。
 あぁ、昔は残酷だったのねぇ~。
 
 隣の新館には、当時に使っていた物が解説付きで展示されている。
 その中で私が欲しいと思ったのは、ご飯茶碗。これ、おみやげで売れると思うんだけど。
 初代典獄「月形 潔」のでっかいパネル。なんかカッコいいぞ。
 最後に、郷土資料館にある熊の剥製で、お約束の「襲われている記念撮影」(^^;
 これで約3時間、じっくり歴史のお勉強を満喫したのでした。

        博物館入り口(旧館)       あほで~す(^^ゞ

 近くの月形温泉でお昼ご飯。「樺戸監獄定食」も食べたかったけど(次は食べるぞ。)
 今回は「トルコカレー」を食べる。簡単に言えばチャーハンにカレーがかかっているだけ。
 何が「トルコ」なのか、よく判らないけど、これはこれでおいしい。今度、作ろう。
 (ネットで検索すると、本当はピラフにカレーらしい。)  
 あとは温泉にのんびり浸かって帰ったのでした。

 月形町ホームページ


 日は変わって、ここは札幌のビジネスホテル。もう帰る日である。
 昨日、友人としこたま飲んだので、少し二日酔い気味でホテルを出発。
 その友人と会う前に、散歩がてら「円山公園駅」そばのバスターミナルに来て
 乗るバスを調べておいたので、(開館時間内に間に合わなかっただけなんだけどね。)
 今日は順調に、大倉山シャンツェ行きのバスに乗ることができた。
 
 今日はジャンプ開催日ではないので直通バスが無く、最寄りのバス停で降りて歩く。
 二日酔いの体に坂道を上るのは辛く、すぐに体が火照ってくる。はぁはぁ。

 さて着いた。おぉ~、テレビで見たジャンプ台が目の前にある。ちょっと感動。
 あっ、選手の人がホントに飛んでるよ~。すごい~すごい~!もっと感動。
 ジャンプ台の上には展望台があってリフトで登れるのだが、
 先に、お目当ての「ウインタースポーツミュージアム」に入ってみる。

 テレビで見たのは、芸能人3人が街を歩いていた「D○ISU○I」という番組である。
 それでも紹介されていたのが、ここの目玉でもある「ジャンプシミュレーター」
 かなり大きな機械で、この中に入ってジャンプの動作をすると、頭に付けたディスプレイに
 実際にジャンプしているのと同じ風景が、表示されるのである。
 
 ちなみに本物のジャンプ台の斜面の角度は約39度。
 直滑降で滑り降り、踏み切る瞬間は時速80kmをオーバーする。これは恐いぞ。
 スキーに行ったときに、加速をつけてほんの少しジャンプしただけでも、結構、恐いのに
 100mも飛んでいくのは想像を絶する。でも、これはバーチャル、楽勝じゃん。

 でも、機械の中に乗り込むと、か~な~り、緊張してきた。
 どんどん加速がついて、踏み切りライン・・・ここだっジャンプ!・・・そして着地。
 あっという間に終わった。機械から降りてリプレイを見ると、飛び出すタイミングも
 V字もバッチリ決まって、距離は115m。本日5番目の記録である。
 初めてでこの記録は良し。次の人は踏み切りに失敗してぜんぜん飛べてなかったから。
 (これを読んだ方、私にチャレンジしてみませんか?)

 この他にも、クロスカントリー、ホッケー、スピードスケートなどの体験が出来るが
 その中で、私がやって最悪だったのが、フィギュアスケートのスピン体験。
 これ、説明をよく読まないと、すんごい後悔する事になるので注意。回りだしたら最後
 自分で止めるまで止まらない。パニック時の判断力テストにもなるかも。ひぇ~~。

  大倉山シャンツェ  ジャンプシミュレータ  豚丼とサッポロクラシック 

 レストランで、豚丼とじゃがいもソーセージとビールで、ちょっとリッチな昼食。
 (¥2000程度)サッポロクラシックというビールはおすすめ。
 食事した後は、いよいよリフトでジャンプ台の上へ登る。リフト代¥500なり。
 実際に選手がスタートする所の上に展望台があり、札幌の街を一望できて気持ちいい。
 おすすめは裏の林。登っていくと、札幌市内とは思えない自然の風景が広がっている。
 リフトを使わず、遊歩道を徒歩で登ってくることもできる。もちろん雪が積もってるけど
 負けじとどうぞ。次に来たときは、夏でも冬でも、徒歩で登ってみたいね。

 札幌ウインタースポーツミュージアム
  ※03/01/02 リンク先を修正しました。
 
 あっという間に時間は過ぎてしまい、残念ながら「北大総合博物館」は行けなかった。
 本当は一番、行ってみたかった場所。なんてったって無料というのがいい。
 時間の制限無しに、じっくり堪能してみたいと思ったので、今回はパス。
 まだ一部のみ公開中とのことなので、ま、次のお楽しみにしておきましょう。

 北大総合博物館

  
 それにしても、次に北海道に来るのはいつの日か。
 次はやはり、雪の無い時期に来てパークゴルフ(北海道で流行ってるスポーツ)で
 市町村のコースを回って、帰りは温泉でのんびり。これしかないですな。




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